2011年5月16日月曜日

シャッフルについての持論+Alpha

シャッフル。まぁTCGプレイヤーには呼吸にも等しい事では有ると思うのですが。
ゲームのランダム性を保持する重要な行為では有るのですが、何故か軽視されがち。
まぁコミュニティそれぞれの文化とか有るんで一概には言えないんでしょうが、お前ら舐めてんのか、と。

この文章は、割と公正なゲームを望むTCGプレイヤーと、某スレの屑野郎共に向けて書いております。

お互いのデッキを、カット&シャッフル()
シャッフルについてのマナー認識の怪しいTCGが有るって?おめーの事だよ遊戯王。
何なんだ「最後にポンポンと一番上のカードを変えるだけが礼儀」って。TCG舐めんな。
こんな程度の認識だから常◯会の石川錬大先生(MTGwikiにも掲載されてる有名人()なんで別に伏せなくても良いですよネ)に全国大会の予選で積み込みによる全勝を喰らうんだよ糞が。まぁバレたけど。
あの界隈に浸透してるのは、カジュアル志向とも競技志向とも言えない、独自の「有名プレイヤー()至上主義」と「アニメ至上主義」の二つだと思う。ぶっちゃけCS()には二度出場したが、あの会場から競技性と言うモノも感じないし、カジュアル的な雰囲気も感じなかった。まぁその程度だよね。
彼らにとっては「イカサマ防止の為に相手のデッキをカットする」はファッションなのだ。相手のライブラリを「混ぜ直す」のでは無く、「混ぜ直す行為が流行ってるから、若しくは憧れの有名プレイヤー()がやってるからカットする」のだ。その行為そのものに全く意味は無い。「はいカットしまーすw」とか調子付きながらライブラリを二つに分けて、ぽんぽんと入れ替える。そこに「イカサマを防止する」意志は存在しない。
そのファッション的カットはフリースペースのカジュアルな卓でも行われる。まぁ見ず知らずの人間とやる時に何されるか解らない、と言う意味ではやった方が良いのだが少なくとも「カジュアル」では無い。カジュアル卓で相手のライブラリをカットせず渡した時に、「いや、僕はあなたのライブラリをカットしたいので」とか頑なに言われた時は困惑したと同時に腹が立った。カジュアルゲームで積み込むか普通(・・・と言ってはいるがそれでも積み込むプレイヤーを俺は知ってる)。その際にその対戦相手がやった事は、二つに分けてぽんぽんってやるアレのみ。その場の俺のデッキが除去ガジェで、除去5ガジェ1で編み込んでた場合そいつはどうするつもりだったんだろう。その辺の話は後述。
詰まる所「競技志向」と「カジュアル志向」が分かれてるのでは無く、二つが混ざり合って更に不純物(大抵はコレが悪さをしてるのだが)が混じっている。訳が解らない。

8枚切りで積み込みを疑われるのは何故か
WSでパイル8枚のディールシャッフルをすると積み込みを疑われるらしい。まぁやってない俺としては対岸の火事だと思ってたが、対岸の火事じゃ無かった。
調べた所によると、運ゲー運ゲーと騒がれるWSで「勝つ為のシャッフル」が一時期流行ったらしい。クライマックスカード(トップから捲れるとダメージが無効になる)を予め墓地の一番下に纏めておいて、ライブラリが切れたら(このゲーム切れても負けない。墓地を切り直して新たなライブラリにする)8枚切り。WSでは「クライマックスカードはデッキに8枚まで」と決まってるらしい。墓地にはクライマックスカードが8枚。8枚切りをするとクライマックスカードが「均等な確率で」捲れる。編み込み完成。
MTGではマナ編み込みとか言う有名なイカサマだったので当然問題になり以下略。まぁ一番の問題は、「WSのトッププレイヤー様()」が編み込みをシャッフルテクニックとしか認識していなかった事である。「ライブラリのカードの並びが解る状態」なんて無作為化されたライブラリと言える訳が無い。シャッフルの根本的な役割すら理解出来ずに「勝つ為のテクニック」として日常的に積み込みを行っていたとか良く良く考えたら恐ろしい話である。
因みに、(ライブラリ枚数/8)枚切りでディールするとクライマックスカードが全部ボトムに行くのだが、それも立派な積み込みである。麻雀のイカサマ返しのようだが絶対に真似をしないように。責任取りません。

シャッフル方法とファジーな積み込み
ファロー(コンバインとも。デックを二つに分けて両端を噛み合わせるアレ)をデッキを立てて行い、ライブラリの一番下のカードがうっかり見えてしまう事は不正行為を疑われる要因である。ファロー最中にキーパーツがうっかり見えて、「コレがボトムだと嫌だなぁ」とか思いながら意識的にヒンズー等でトップに近い位置に送り込むとかやってたらそれは完全に不正行為である。まぁやってる事は積み込みなんでね。
百発百中でコンボパーツ全てをトップに置く事は石◯川錬大先生()のようにバレバレの積み込みをするかパンドラのように素直に手品した方が社会の為になる位練習するかのどちらかになるので難しいが、意中のカード一枚を初手に来るようにするのはちょっと練習し、ちょっとそれを意識した行動をすれば、割と出来てしまうと思う。上の事例のように「ボトムにあるカードを上に持ってくる」事なら割と簡単に出来てしまうのだ。それを防止する為に「お互いのデッキを、カット&シャッフル()」するんだよ解るかなぁプロプレイヤー気取り君達。何が「一番上のカードを変えるだけが礼儀」なんだろうねー。癖を見られてカード位置ズラされたらどうすんの。
と言う話をすると、テーブルの上で行うリフルシャッフル(遊戯王語における「ショットガン・シャッフル」)はライブラリの中身が完全に見えない、正しいシャッフル法の一つなのだが、どういう訳かイカサマする悪役が使っちゃった所為で駄目な行動扱いされてるのが何とも。まぁカード反るから他人のカードでやるべきでは無い、とか「多人数カードゲーム」においてみんなの扱うカードを曲げるから云々、みたいな名残が有ったりするのだけれど別に自分のだから良いじゃん、というのが俺の持論。楽だし。
まぁ兎に角、シャッフルは「完全に無作為化する」事こそが一番重要なのであって、決して「8切り=積込み」とか「カードを痛める」とか戯言を言ってる次元の話じゃないって事だ。MTGや他の競技性の高いTCGで良く言われる「二つ以上のシャッフル方法でシャッフルする」のはファローはライブラリの中身が見えるとかディールだけでシャッフルするとカード並びが固定化する上に時間がかかるとか、ヒンズーだけだとカットするだけと同じ効果しか無いとか、そう云うシャッフル手段の長所と短所を補う為に有る。決して入念にシャッフルするポーズをして時間切れを待つ為じゃ無いんだよ。
なので当然相手のライブラリも出来れば二つ以上のシャッフル方法で良くシャッフルするのが望ましい。ファロー→ディールならトップ数枚を積み込まれたり、編み込まれたとしても完全にライブラリの並びを無作為にして返す事が出来る。無作為化は正しい行動なんでね。ここまで真面目に読んだ人なら決して「礼儀」とか「マナー違反」だなんて低レベルな発言はしないと思いたいんだけど。

まぁ、「世界一のTCG」を自称するんならコレくらい朝飯前ですよね。ねぇ。

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